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Technical Infomation


残留塩素計用センサの寿命について


対象センサ RE-20 / RE-20B
RE-21 / RE-21B
RE-22 / RE-22B
RE-40 / RE-40B
 弊社残留塩素計のセンサは測定中の洗浄により電極部が徐々に消耗します。
 検水の性状や使用条件により、消耗具合は異なりますが、概ね2〜3年程度で寿命となります。そのため、残留塩素計を正常に運転させるためには定期的なセンサ交換が必要となります。また、検水中に海水などのように塩化物イオンが多量に含有している場合では、動作モードにより電極寿命が短縮されることもあります。
 以下に代表的なセンサ電極消耗に関するメカニズムをご説明いたします。
【センサの消耗メカニズムのご説明】
1. ビーズ噴流における作用電極(センサ先端の電極 白金または金電極)機械研磨洗浄による消耗
 本器では、検水中のSS成分や有機物などの影響により作用電極が汚染されることを防止するためにフローセル部にビーズを入れ、検水の噴流により作用電極を機械研磨しています。このため、検水の汚れ具合などの条件により寿命は異なりますが、作用電極はビーズにより研磨されわずかずつ削られ消耗します。
 そのため、作用電極の一部若しくは全部が消失してしまった場合およびセンサとして動作できなくなった時は寿命となります。一般的な水道水での測定では、5〜6年以上の寿命を有します。
2. 電解洗浄による電極消耗(Bモード及びBFモード)
 本器では、作用電極および対電極について酸化被膜の除去およびイオン類の電極吸着防止のために作用電極と対電極間において電解洗浄を行っています。この電解洗浄は、作用電極および対電極をわずかながらイオン化、溶解しながら電極面を常に清浄化させることで感度低下を防止し測定を行うものです。
 検水条件により電極寿命は異なりますが、作用電極または対電極の一部若しくは全部が消失してしまった場合やセンサとして動作できなくなった時は寿命となります。塩化物イオンが 0.1%未満の検水では 5〜6年ほど、塩化物イオン 0.1%以上の検水では 1〜2年程度の寿命となります。
作用電極が消耗した例 対電極が消耗した例

テクノエコー株式会社 企画開発室